英語学習帖

日々の職場英語・生活英語メモ:ビジネスに使用する英単語や英語表現、話題になりそうな海外メディア記事を紹介しています

外資系生活

海外経験ゼロからのビジネス英語

元々、私は理科系出身で海外経験はゼロなので、英語の学習方法を聞かれることがよくあります。多くの場合は魔法の方法を期待されているので、特に初期の学習方法を紹介すると、「そこまでやったら誰でもできるようになるよね」とがっかりされることが多いの…

自己紹介は三人称

このブログで一番読まれている記事は"Welcome on board! - 英語学習帖"なのですが、ということは、外資系で一歩を踏み出す方がご覧になることも多いのかなと思いました。 歓迎をされたら、次は自己紹介ですね。 過去に英語の添削相談に乗っていて、割と驚か…

Any question?

会社の国籍が異なっても、面接のフォーマットは割と似ています。 自己紹介、職務に関する質問(コンサルだったらケースとか)、働き方に関する意見交換、最後にQ&Aで終了。 しかし、最後のQ&Aの扱いは日本企業と海外系で少し違うかもしれない、という会話を…

入社1年目のビジネス英語大全

入社1年目の、と銘打たれていますが、これは英語を使って仕事をする英語がネイティブでない日本人なら本棚にさしておいて損のない一冊だと思ったのでご紹介。 込み入った話をするには不足がないわけではないものの、すべての人が必要とする会話表現、という…

craft

カタカナでも使われるクラフト-ハンドクラフト、クラフトビール、とモノづくり的な語感はおなじみ。 でも、カタカナから想像するよりも使われ方が多様な単語だったりします。 craft (技術、技巧、乗り物) guileful craft (悪知恵) carpenter's craft (…

リモートワークのために買ったもの

outbreak以降、私の勤務先は一部の職種を除いて完全リモートワークとなり、今も70%くらいがリモートワーク継続中、今後もリモート推奨となっています。 そこで増えてきたオンライン会議。特にクライアントとの会議が多いため、顔を見せて、良い印象を与える…

Power Dress

www.wsj.com “The Most Powerful Women in Business Wear Dresses, Not Suits” (最もパワフルな女性たちはドレス(ワンピース)を着る、スーツではなく) という記事がありました。最近の女性エグゼクティブのワードローブにはスーツよりも、ドレス(ワンピ…

seniority wage system

www.bbc.com "seniority wage system" (年功序列給与システム) 日本型雇用として知られる、年齢によって給料が上がる年功序列の給与システム。システムをカタカナ語で使うか、仕組みと訳すかは悩むところかも。最近は段々と変わりつつあるけれど、やっぱり…

one-name e-mail

www.wsj.com "one-name e-mail" (名前だけのメールアドレス)は設立当初からのメンバーであることを示すステイタスシンボルということを初めて知った。そんなスタートアップの世界の記事。そういえば昔働いていた会社では、イニシャルだけのサインができる…

crossroad

'crossroad' (交差点、岐路) 'I am at a bit of a crossroads with my life/career' (仕事と人生について考えています) 職場で同僚から受けた相談に使われていた表現。 NHKラジオ英会話 遠山顕の職場で使えるフレーズ集 作者: 遠山顕 出版社/メーカー: N…

golden hello

jp.wsj.com 'Do signing bonuses for executives—so-called golden hellos—pay off for the companies that give them?' (中途入社で新たに着任する経営幹部に支払われる支度金、いわゆる「ゴールデンハロー」。これは企業にとって有益なのだろうか) 'gold…

言い換え表現

英語を業務で使用するには改善の幅の大きな人の英文の特徴として、"I"で始まる文章が続く傾向があるように思います。いくつか言い換え表現を交えると、雰囲気が変わると思います。ちょっとしたメールひとつでもその人の英語力について相手に与える印象が大き…

musical chairs

'musical chairs' (椅子取りゲーム) 椅子取りゲームと言えば、誰もが子供のころにやったことがある、参加人数より少ない椅子を取り合うゲーム。ビジネスの世界では、ランクが上がるごとに減っていくポジションをめぐる争いや主導権争いなどの例えに使われ…

grapple with

'grapple with ~~' (~~に取り組む) 'they grapple with trends like performance-based compensation' (彼らは成果給のような流行を取り入れる) jp.wsj.com 'Unfortunately, there’s no magic bullet' (残念ながら魔法の特効薬はない)という結論です…

LinkedIn Skills

候補者の履歴書を受け取ったら、まず確認するLinkedInのプロフィール。Skills & Endorsements機能では、自分が得意とするところをアピールするためにキーワードを列挙することもできるし、それらを他人が'endorsement' (推薦)することもできます。更には、…

Interview

"interview" (面接、面談) 特に就職面接では、"job interview"とも。 応募者のことは"job applicant" (求職者)とも言えますが、"candidate" (候補者)と呼ぶことのほうが多いように思います。 "the market is quite active" (市場は極めて活発)になり…

職場の多様性

久しぶりに会った元上司の最初の話題は、「食事をセットする時、なぜ外国人にだけ宗教上の禁忌を聞く人が多いのか」。確かに、日本人でも宗教上の理由で特定の食材を食べられない人はいるし、体質上の理由で制限のある人も多いですよね。でも、日本人同士だ…

Zeigarnik Effect

"Zeigarnik Effect" (ツァイガルニク効果) "the difficulty people have to completely forget about something when it is left incomplete." (何かが未達成なままにしておくと、人はそれを完全に忘れるのが困難になるという心理的メカニズム)だそうで…

Proficiency

"English proficiency" (英語力) "English Proficiency Requirement" (求める英語力) "capability""skill"なども使いますね。 誰も教えてくれなかった 外資の社内英語900 [CD2枚付] (Business English NEXT シリーズ) 作者: 日向清人 出版社/メーカー: …

keep up the good work

"Keep up the good work"(その調子で引き続き) いつも"good job"(よくやりました)だけではつまらないので、いくつか用意しておくと安心です。 "You’re doing a great job""Good effort!"なども同じように使えます。 KEEP UP GOOD WORK,C BR (Peanuts Ser…

英語の敬語

英語も常にカジュアルではない、ということで、「何でも"please"でお願いをしない」ということはかなり浸透していると思われます。 "Submit documents by the deadline." (資料を締め切りまでに提出しろ) "Submit documents by the deadline, please." (…

アメリカビジネスカルチャー

鉄板焼きのベニハナCEOによるアメリカビジネスにおける、マナー教本。 基本は誰も教えてくれない日本人のための世界のビジネスルール 文体のせいか、元上司(女性)と話しているような気分になってしまいました。。。 個人的には、パーティでの人脈作りのコ…

bossy

"bossy"(生意気) 下記の記事、引用されるOEDの例文がすごいです。 "There was a lady manager who was dreadfully bossy"(恐ろしく生意気な女性経営者がいた) "bossy"のそのほかの意味には「親分風を吹かせる」「亭主関白」等があり、極めてポジティブな…

就職活動における学歴

学歴フィルタリングはどこの国でも関心事のようです。 <a href="http://jp.wsj.com/articles/SB12112543374486784702504580563230905934678?mod=WSJJP_Careers_Latest_News" data-mce-href="http://jp.wsj.com/articles/SB121125433744867847…

center of excellence

"center of excellence"はもともと「中核的研究拠点」「優秀な頭脳と最先端の設備環境をもち、世界的に評価される研究拠点」といった意味で中心的な大学や研究機関を指していたようですが、外資系企業においては組織名として使われます。 ソリューションを開…

外資系こそ社畜精神

会社イベントへの出席、会社をあげてのボランティア、、、 そういったものが煩わしいから外資系のドライな社風に魅力を感じるという方も多いかもしれません。が、外資系でこそ重要なんですよね。 リストラで死神につかまる人、見逃される人 | 世界一つらいけ…

人事が、辞めさせたい人を退職に追い込む手段

ふと、拙ブログにどのようなキーワードで来訪くださる方がいるのか見たところ、下記のキーワードがトップ5でした。 meet up welcome on board noted with thanks 英検準1級 センター試験 business attire このあたりは驚きもないのですが、なぜか「人事が、…

外資系企業の職を得るには

安定性には欠けるものの若干の給与の高さと年功から自由な社風に魅力を感じる方も多いようで、外資系企業への転職について相談を受けることが定期的にあります。ということで、外資系企業での職探しについて、です。 積極性が大切な外資系生活ではありますが…

Bottom-up vs. top-down

Bottom-up (ボトムアップ) Top-down (トップダウン) 最近、和製英語で冷や冷やすることが多く、ついつい調べなおしてしまいました。 よく使う単語こそ、初心に帰って。こちらは英語でした。 ちなみに、アメリカの企業はトップダウン、日本の企業はボトム…

外資系で成長できるか

大企業のほうが成長できるとか完全にウソ - Chikirinの日記 大企業よりもベンチャーや外資、という意見がありますが、日本で最初に入るなら大企業をお奨めしたいなあという感想を持ちました。 研修制度に惹かれて大企業、という選択肢は私も「ありえない!」…