アメリカビジネスカルチャー
鉄板焼きのベニハナCEOによるアメリカビジネスにおける、マナー教本。
文体のせいか、元上司(女性)と話しているような気分になってしまいました。。。
個人的には、パーティでの人脈作りのコツやそもそもの考え方が非常に勉強になりました。やはり、目的意識を持って臨むことは重要ですね。
そして、ルールではないのですが、「いつかオリンピックタワーに住む」という夢を持って仕事をし、実現させたパワーが随所に感じられ、前向きな気持ちになれます。
それほど分量のある本ではないため、海外とのやり取りが多いと内容に驚きはそれほどないかもしれませんが、オフィスで半そでシャツを着用しない、シャツの下にTシャツを着ない、といった服装マナーが新鮮に感じられる方には驚きの多い一冊かもしれません。
そして、女性がのファッションについても(「かわいいは戦力外」「行きはヒール、オフィスでサンダルは×」)語られます。この点は、外資系企業に勤めていると、ゆるふわファッションの方は非常に限られる一方、バブルっぽさを感じられるくらい女性的なファッションの方が多いことの背景かなと思います。セクシー・ゴージャスなappearanceはそれほどマイナスにならないのは、おそらく「大人」に見えるので、ポジティブに「(見た目が)女性らしい」「おしゃれ」と解釈され、かわいらしいのは、「(内面が)子供」に見えてしまうのでしょう。