英文ルール今昔
思い出すまま、過去に習った英文ルールと日々触れている英文の差異について:
<段落の最初はスペース>
たとえば、
I would like to update you about project X as follows. Please let me know if you need further information. という書き出しの文書があったとして、
I would like to update you about project X as follows. Please let me know if you need further information. ~~~のように、最初は一文字あける、というもの。
Wordの文書だと今もそうするし、メールだと一文字空けはしないです。プレゼンPPTは人により、ですね。
<強制改行をしない>
これは今も昔も同じですね。
日本語のメールだと、このように
読みやすいように、改行を入れて
それぞれの行を同じくらいの分量に
分けて読みやすくすることがマナー
だと思われている方もいるようです
が、英文ではしません。
というか、英文で強制改行をすると、次の行の最初が大文字になったりするので、却って読みにくくなります。また、文章が終わる毎の改行も好まれず、話題が変わるところで段落を変え、段落と段落の間には1行開けることが一般的です。
<読点の後はスペース、句点の後はダブルスペース>
というルールを10年前にビジネスで英文を書き始めた頃に教わったものの、最近のメールでは基本的にどちらの後もシングルスペースしか見ません。
昔の文: As we discussed previously, we offered discounts to XXX. However, ~~~
今の文: As we discussed previously, we offered discounts to XXX. However, ~~~
学術論文の書式規定では今も句点の後はダブルスペース、とするようなので、文書によっては注意した方が良いかもしれません。
<短縮形を使わない>
Hi I'm XXX, I'd like to ~~~. のように短縮形を使わず、Hi I am XXX, I would like to ~~~とします。メールも含め、短縮形は使いません。
一方で、BTWとかFYI、FYR、ASAPのような省略語がメールに入ってくることはあります。
BTW; by the way (ところで)
FYI; for your information (ご参考まで)
単に参考まで、だとjust FYIとすることも
FYR; for your referrence (ご参考まで)
ASAP; as soon as possible (至急)

英文ビジネスライティング大全 レター、Eメール、見積書、督促状から履歴書まで
- 作者: シャーリー・テイラー,Shirley Taylor,細井京子
- 出版社/メーカー: 桐原書店
- 発売日: 2014/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る