TOEIC780点や英検準1級以上 センター試験英語満点扱い
これ、批判している方も多いですね。
センター試験英語満点扱い TOEIC780点や英検準1級以上で特例 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
評価しようとしている能力が異なるから単純な互換がおかしい、という意見は頷けます。
しかし、単純に英語力として、TOEIC780程度をセンター試験満点に認定していいのか?という批判に対しては、同意できないところがあります。 批判している人ってセンター試験や受験英語はできないけれど、TOEICは受けてみたらいきなり980点だった、という帰国子女的な方たちなんでしょうか。でも、そのカテゴリにいる人たちは少なくとも大学で勉強するために必要な英語力はあるはずだから、センター試験くらいはシード権を与えられても良いように思います。
受験勉強が得意だった身としては、逆の互換もお願いしたいくらいです。おそらく、この三つの中だと、日本生まれ日本育ちならセンター試験満点が一番簡単でしょう。
センター試験の満点は、それほど難しくはないですよね。一般的な大学の受験のための勉強をしていれば。
センター試験で苦労した覚えはないのですが、社会に出て最初のTOEICが600点、二回目が750点(慣れのおかげ?センターは慣れる前から満点取れることを考えると、慣れが必要な試験って厳しいですね)であった身としては、TOEIC780点の方が難易度は高く見えます。
英検準1級は…結構難しいですよね。英検は特殊な英単語も覚える必要があるし、面接があって話す能力も(文章を構築する能力を含め)必要ですし。
というわけで、私が新卒就職活動時に「センター満点」で「TOEIC780や英検準1級扱い」なら大喜びしてしまいます。
それから、何回も受験できるTOEICや英検と一発勝負のセンター試験、という反対理由についても、TOEICや英検だってちゃんとした試験なので、それほどまぐれの変動はないと思っています。
サンプルは少ないけれど、
私はTOEICを何回か受けたことがありますが、同じような点数しか出ていません。(英語力が伸びている間は上がり続け、一定の点数からは落ち着いています)
知り合いで会社の設定する点数をクリアするために受け続けている数人と話したところ、やはり毎回のように受験しても、試験の形式や時間配分に依存する最初の数回を除けば変動は20~30点程度に落ち着いているようでした。
なので、TOEIC780点や英検準1級をセンター試験満点扱いでも、それほど目くじらをたてることなのかな?と思ってしまいますね。
センター試験英語満点扱い TOEIC780点や英検準1級以上で特例 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
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