キラキラネーム、洋の東西
日本では「キラキラネーム」と呼ばれる、古い世代にとっては理解しにくい名前がしばしば話題になります。
それは海外でも同様なようで、以下に"What your name says"という記事があり、世の親たちはユニークな名付けを試みようとする、と始まります。
ただ、日本における議論ではこれまでと異なる名付けをすることによる不利益が注目される一方、こちらの記事では旧来の名付けによる不利益にも言及しています。
女性らしい名前(feminine monikers)、少数民族の名前(ethnic moikers)によるメールは教授に無視されやすい、黒人らしい名前(“black-sounding” names)の履歴書には電話がかかってきにくい、等。結果、女子の名前は風変わり(outlandish)で性別を感じさせない(gender-flexible)名前が選択されがちであると。
それから、もうひとつの違いは、"It’s a never-ending cycle: As the poor begin to borrow names from the rich, the rich keep finding new syllables to differentiate themselves.(Read more: What Your Name Says About You | Fast Forward | OZY )"(このサイクルに終わりはない:裕福なものは自分たちを差別化するために新しい語を求め続け、貧しい者がそれに倣う)、日本では裕福な階層が保守的な傾向がありますよね。
とはいえ、兼好法師も700年前に似たようなことを書いていたように、never-ending cycleであるのは共通です。