英語学習帖

日々の職場英語・生活英語メモ:ビジネスに使用する英単語や英語表現、話題になりそうな海外メディア記事を紹介しています

hate crime

"hate crime" (ヘイトクライム憎悪犯罪

 

最近、アジア系(特に女性)に対するヘイトクライムが話題に上ることの増えたアメリカ。2019年から2020年にかけて、アジア系を対象としたヘイトクライムは150%の増加という調査結果が公表されていました。

www.nbcnews.com

 

それが暴力の増加につながったのは、トランプ前大統領がヘイトをあおった影響もあるのでしょうか。Covid-19が最初に発見されたのが武漢であったため、侮辱的な呼び方で煽られたこともあるし、彼の『票が盗まれた』発言は、差別主義者の考える『投票するべきでない人々』が投票したせいだ、というメッセージを含むらしいのですが、この考え方でいくと、どんどん人口が増加しているアジア系も脅威なのかもしれません。

 

 

www.npr.org

 

 

 

in the closet

edition.cnn.com

"Sam is gay, and in the closet. He has worked at the same place for 27 years, specializing in highway construction, and while he knows that some of his colleagues suspect he is gay, he has never revealed his sexuality at the office." 

(サムはゲイで、それを公言していない。彼は同じ職場で27年間、高速道路建設に従事しており、彼は一部の同僚が自信をゲイと疑っていることに気付いているが会社では性的指向について明かすことはしていない。)

 

in the closet (ゲイであることを隠している)

closetはカタカナのクローゼットですが、この中に見られたくないものを隠すことから。例えば、"a skeleton in the closet" (知られたくない秘密 ←クローゼットの中の骸骨が直訳)なんて表現も。

reveal (明らかにする、公開する)

come out (性的指向を明らかにする)

openly gay (ゲイであることを公言している人)

 

LGBTQIAの職場での苦労について、何気ない質問も相手を傷つける可能性があることに注意するべき、という一例ですが、時として"What did you do this weekend?" (週末はどう過ごしたか)という質問にも答えるべきかどうかの葛藤があると。

日本でもLGBTという概念は広まって、D&I(Diversity and Inclusion)に取り組む企業は増えているのですが、LGBTだけでなく、queer/intersex/asexualを含むマイノリティに目を向けることができているか、というとNoだろうと思います。

queerは私自身も完全に理解できていないのですが、多様な性的指向を包含する、とか、ストレートではないけれどもゲイやトランスではない、とか、そういった方たちを指すようです。

intersexは、身体性が男性と女性の中間又はそのどちらにも一致しない、と言われますが、こちらの記事が分かりやすいかもしれません。

手術されるインターセックスの子供たち トップモデルが壮絶な告白 | Q.サカマキ | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

asexualは、対象を別にして性的な関心を持たない、ということです。

 

ときに、「恋人はいるのか」という無神経な質問をする人がいますが、これは様々な個人の事情に踏み込む点も良くないですし、性的指向によっては差別への懸念から回答に悩む人もでてきますし、葛藤を持っている人であれば一層困るわけです。コロナで会食が減ったことでそうした機会は減ったものの、意識が変わったわけではないので、今起きていないからそれでよいとは言えないわけで、我々の意識は常にアップデートする必要があるなと思います。

 

 

craft

カタカナでも使われるクラフト-ハンドクラフト、クラフトビール、とモノづくり的な語感はおなじみ。

でも、カタカナから想像するよりも使われ方が多様な単語だったりします。

 

craft (技術、技巧、乗り物)

guileful craft (悪知恵)

carpenter's craft (大工の仕事)

 

動詞としても使われて、

craft a brand story (ブランドストーリーを作る)

 

たとえば、LinkedIn Learningの"Learning Personal Branding" (個人のブランディングを学ぶ)というコンテンツでも、

"Chelsea explains how to develop your story, craft your messaging, and define your audience." (チェルシーがどのようにあなたのストーリーを構築し、メッセージを紡ぎ、そして聞き手を明確にするかを解説します)という使い方が。

 

ちなみに、LinkedIn Learningはビジネス系SNSの提供する有料会員向けのサービスで、最近の話題であるAIやビジネスインテリジェンスのようなテーマの入門編~中級のコースや上記のようなキャリアップ系のテーマのコースが色々と提供されていて面白いです。誰かに伝えるためのプレゼンなので、英語中級くらいでも聞き取りやすい英語で話してくれており、英語の勉強コンテンツとしても良いかも。

 

エクセルの小技なんかは、金融やコンサルをしている人間には知っていることばかり、だったりもするものの、英語でこう表現するのか、というのを勉強するには内容が分かっているコンテンツの方が向いているので、敢えて使ってみるのもおすすめです。

また、プレゼンやコミュニケーションに関するコンテンツも、海外と仕事をするうえで知っておくべきプロトコル的なことを勉強できるので、こちらもおすすめです。

最近はオンラインの教育コンテンツが充実していて、自宅でお金をあまりかけずに勉強する手段がそろった感じですね。深く学問するためやネットワークを広げるための留学の有意義さはなくならないけど、ちょっと異文化に触れてくるという短期コース出席で留学をする必要性は少し減っていくのかも。

 

海外出張が減ったり、グローバルの集合研修が減ったり、寂しいことも沢山あるけれど、教育へのアクセスにおける格差が縮小していくのは歓迎です。日本企業だと、やっぱり男性だけに海外研修の機会が回るなんてこともあるようですが、オンラインで無料ならプライベートで沢山勉強できるわけです。

一方的なオンライン視聴だとアウトプットが伴わないという欠点はあるけれど、じゃあ海外研修に行った日本人が全員アウトプットしているか、というとそうでもないことも多いので、現地での研修とオンライン受講に大きな差はないように思います。SNSで意見をアウトプットすることはできるし。

 

もちろん、ディスカッション形式で出席できるオンラインコースも色々なところで提供されているので、そうしたところで双方向な教育を受けることもできますね。

たとえば、Corseraとか。すべてが完全無料ではないけれど、オンライン講義と双方向セッションの組合せがあったり、コメントフォーラムで意見交換ができたり。こちらは終了証の発行もしてくれるので、少しキャリアの方向性を変えるために知識を習得したとか、そんなときのアピールにも良いかもしれません。