外資系の実力主義
外資系企業やベンチャーの若手が役職付の名刺を出すと、「実力主義でいいねえ。その点うちなんて」と言う人に沢山会うけれど、実は役職付の名刺の若手には実力主義の名の下、何十年も役職が付かない年上の部下が沢山いることを知っているのかな。
しかも、この手のコメントを言う人って「外資系はワークライフバランスが大事だからブラック企業なんてわかないでしょう」とも言ってくる。しかし、実力主義と言われる中で役職が付いている人間は、日本人も外国人もBlackberryと一緒にベッドに入る24時間人間です。(最近はi-phoneと一緒に寝る人も増えているようですね。)
どんな会社だって、役職の数は決まっているのだから、若くして抜擢される人がいれば席にあぶれる人が出ますよね。そして、一般的に日本企業にあるような「副XXX」とか「XXX代理」のような役職もありませんので、少ない椅子をベテランから体力ある若者までが争う椅子取りゲームです。
それが実力主義ですね。
一方で、ずっと役職が付かなければ、BlackberryもiPhoneも渡されず、ワークライフバランスが大切にできます。出世はしたい人だけがすればいい、という意味でフェアな制度だと思います。
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