bumper crop
"bumper"(豊作、大漁)+"crop"(作物)
見たままの「大収穫」という意味もありますが、もうひとつ、「大量採用」という意味にも使います。
"we have a bumper crop of new grads"(新卒の大量採用がありました)
このほかにも、
"we had a bumper crop of new drug approvals in 2012."(2012年に新薬の承認が大量に下りました)という使い方も面白いですね。
The Academia-Pharma Complex | Mendelspod
新卒の大量採用は日本だけの習慣と思われがちですが、アメリカでも新卒の大量採用をする会社はあります。確かに、全員が4月1日に入社する・大学を卒業したて、ではない点が少し異なりますが、そこは日本にある外資系の会社やベンチャーも同じですしね。
最近、若手の成長意欲や成長速度にぼやく元同僚と話をしていて思ったのが、大量採用によって横から学ぶ機会が少ない若手の環境にも一因があるのではないかと。上司に注意を受けたり指摘を受けたとき、同期がいれば「うちも同じ」「それは自分が悪くない?」「さすがにそれはパワハラ」など比較ができるし、優秀な同期を見ていると自分に欠けているものに気付くから努力ができそうです。
少数採用されると、比較の機会がないし、叱られるのは自分ひとりという環境も多い(他の人は既に戦力化済)ので、自分だけが個人攻撃を受けていると思ってしまいそうです。そして、どうやったら自分が成長できるかの身近なサンプルがない職場も多いし。
ということで、Let's have a bumper crop!