PINK TRANSIT TAX
もちろん実際にそんな税金があるわけではなく、女性が安全な移動のために男性に比べてお金を使っていることを、「女性というだけで好むと好まざるとを問わず払わされるお金」という意味合いでtaxという表現をしているもの。
"Seventy-five percent of female respondents said they had experienced harassment or theft on public transportation, compared with 47 percent of men." (男性だと47%であるのに対して、女性は回答者のうち75%が公共交通機関で嫌がらせや盗難の被害にあったことがあると答えた)
女性のほうが弱者である分、いろいろな被害にあいやすく、公共交通機関を使いたくないという選択をし、"New research suggests women in NYC spend up to $50 a month more than men do on transportation, largely to feel safe and avoid harassment " (ニューヨークの女性が安全のためや嫌がらせを避けるために交通費として支払う金額は、男性に比べると高く、50ドルに及ぶことがある)
しかし、アメリカでもやっぱり女性はピンクなんだな、としょうもない感想を持ってしまった。どこかの国でも女性限定のやや給与の安い事務職(日本的には所謂OL)をホワイトカラーやブルーカラーに対比してピンクカラー(女性は襟のない服を着ることが多いのに)と呼んでいたな、なんてことも思い出す。
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